大和ハウスみらい価値共創センター 創業者ゆかりの地でDNAを継承

2021年10月、大和ハウス工業は創業者ゆかりの地・奈良県に次世代を担う人財育成の場として、みらい価値共創センター「コトクリエ」を開所した。ここを舞台にどのような人財を育成していくのか、芳井敬一社長に今後の構想を聞いた。

創業者から受け継ぐ
人づくり中心の理念・社是

芳井 敬一

芳井 敬一

大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/CEO
1958(昭和33)年、大阪府生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、神鋼海運(現・神鋼物流)入社。1990(平成2)年、大和ハウス工業入社。姫路支店長、金沢支店長を経て、取締役上席執行役員 海外事業部長、取締役常務執行役員 東京本店長などを歴任。2017(平成29)年11月、代表取締役社長に就任。主な公職に(一社)住宅生産団体連合会会長ほか。

──人財育成における理念をお聞かせください。

大和ハウス工業の創業者・石橋信夫の経営哲学は、「儲かるからではなく、世の中の役に立つからやる」です。社是にも「事業を通じて人を育てること」、「企業の前進は先づ従業員の生活環境の確立に直結すること」とあります。私達は事業の中心に、人を育て、従業員を大切にする「人づくり」を据えてきました。

(※全文:2409文字 画像:あり)

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