設立数年でICT先進校となった未来のリーダーを育む公立校の挑戦
教育機関の IT 活用を推進しているつくば市。市立みどりの学園義務教育学校は2018年に開校したばかりの公立校ながら、さまざまな場面で教育に ICT を取り入れている。「eラーニングアワード2020フォーラム」で文部科学大臣賞を受賞するなど、ICT 先進校として注目を集めている。
市をあげた教育資源の活用に、自校の ICT 教育を連動させ加速
毛利 靖
つくば市立みどりの学園は2018年4月に開校したばかりの義務教育学校で小学1年生から中学3年生まで9年間一貫教育を実施している。教育立県を目指す茨城県の中でも、とくに教育資源に恵まれたつくば市は、文部科学省の教育課程特例校の指定を受けて次世代カリキュラム「つくばスタイル科」を創設。小中一貫校教育において、8つの内容(環境、キャリア、歴史・文化、健康・安全、科学技術、国際理解、福祉、豊かな心)をもとに3つのステップ(In-About-For)で構成された発信型プロジェクト学習を行うことで、次世代型スキルの育成を目指してきた…
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