休校を糧にハイブリッド授業が常態化「文房具の拡張」としてのICT

早くから「生徒1人1台端末」体制を整えた上越教育大学附属中学校。2019年には Apple が優れた ICT 教育を行う学校として認定する「Apple Distinguished School」に日本の国立校として初めて選ばれた。コロナ禍にどう対応し、その経験を新常態における教育にどう生かしたのか。

大崎貢

大崎貢

上越教育大学附属中学校 教諭
(理科担当)

新潟県上越市にある高田城址公園内に位置する、全校生徒321名の中規模校。2011年から5年間は総務省のフューチャースクール推進事業、文科省の学びのイノベーション事業の実験指定校として、全生徒・職員に Windows 7世代のタブレット PC を導入していた。

「フューチャースクール構想は環境整備が主体でしたが、5年の間に生徒は…

(※全文:2151文字 画像:あり)

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