「キャリア教育アワード」受賞企業の社会と学校をつなぐキャリア教育の実践
子どものキャリア教育の実践にあたっては実際に社会のさまざまな現場で活躍する社会人と触れることも重要だ。経済産業省主催の「キャリア教育アワード」を受賞したBlueberry 代表の柴田氏に取り組みの背景と、キャリア教育に求められる考え方について聞いた。
社会や仕事との接点を作り
自ら考えることを促す
柴田 涼太郎
2021年2月に創業したBlueberryは、小中学校の子どもたちがICTを通して社会の第一線で活躍する社会人講師とつながるプログラムを提供している。昨年12月には、経済産業省主催の『第11回キャリア教育アワード』の中小企業の部で、最優秀賞である経済産業大臣賞を受賞した。そこではICTを活用し、「GIGAスクール」にキャリア教育の視点を取り入れた点や、子どもたちと社会や仕事との接点を作り、自ら考えることを促すプログラムが高く評価された。
「私がキャリア教育の活動を始めたのは、2020年春のことでした。コロナ禍で子どもたちが学校へ行けなくなり、親戚の学習塾経営者から『子どもたちに何か面白い話をしてほしい』と頼まれたことがきっかけです。そこで勉強と社会や仕事とのつながりに関する話をオンラインでしたところ、人気の授業になりました」
(※全文:2083文字 画像:あり)
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