ミドル・シニア世代のリスキルとキャリア構築

最近よく聞くミドル・シニア世代のリスキリング。DXなどへの対応には重要だが、主体性のない“学び直し”の強制では効果は薄い。中堅やベテランがその経験・知見を生かして新たな時代に活躍するためのリスキリング、学び直しの進め方とは。

キャリアビジョンを描く
自発的な学びのススメ

前川 孝雄

前川 孝雄

株式会社FeelWorks 代表取締役/青山学院大学 兼任講師
大阪府立大学、早稲田大学ビジネススクール卒業。株式会社リクルートで『リクナビ』『ケイコとマナブ』などの編集長を務めたのち、2008年に株式会社FeelWorks設立。『上司力研修』『eラーニング・パワハラ予防講座』などで400社以上を支援。働きがい創造研究所会長、青山学院大学兼任講師、情報経営イノベーション専門職大学客員教授も兼職。『50歳からの人生が変わる痛快!「学び」戦略』(PHP研究所)、『人を活かす経営の新常識』(FeelWorks)など著書35冊。

photo by 安岡 嘉

“日本の上司を元気にする”というビジョンのもと、経営幹部・管理職のダイバーシティマネジメント力強化を支援する『上司力研修』シリーズを中心に、企業の人材育成・組織開発をサポートするFeelWorks。

代表の前川孝雄氏は2008年にFeelWorksを設立、400社以上の大企業に対し、課長・部長層向け研修を提供してきた。その知見をもとに、2021年12月、著書『50歳からの人生が変わる痛快!「学び」戦略』を上梓。同書は2019年の『50歳からの逆転キャリア戦略』、2020年の『50歳からの幸せな独立戦略』に続くシリーズ3作目で、累計4万部のヒットとなっている。

ダイバーシティ、ハラスメント問題、働き方改革、さらにここ2年はコロナ禍もあり、企業の人材育成・マネジメントは難しさを増す。一方で、この不確実な時代に、若い世代のキャリア観は〈会社依存〉から〈キャリア自律〉へと変化している。

(※全文:2255文字 画像:あり)

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