柳川範之氏が語る、人生100年時代に求められる「独学」と「アンラーン」
リスキルやリカレントの盛り上がりとともに、最近注目を集める「独学」と「アンラーン」。生涯を通じて学び続ける時代を生きることが求められる今、必要な認識と心構えについて、自身も独学でキャリアを積み上げてきた東京大学大学院・柳川範之教授に聞く。
「一人で学ぶ」心構え
柳川 範之
──「独学」での学びが注目されています。先生ご自身も長年独学で学びを深めてこられましたが、独学を進める心構えとは何でしょうか。
一番大切なことは、自分のペースで学ぶということです。最近では学校教育でも個別最適化が言われていますが、大教室の授業などでは全体のスケジュールに沿う必要があります。対して、独学のよさは、わかっているところは早く進め、よくわからないところにじっくり時間をかける、自分なりのスピードと理解度で学びを進められる点にあります。
社会人になれば、なかなか勉強が進まないときもあると思います。そういうときには、できるときにやればよく、できないときにはペースを落とせばよいのです。
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