先端教育5月号「リスキリングの意欲を喚起 社員が『自育』する組織へ」発売

4月1日、月刊『先端教育』2024年5月号が発売されます。

近年、リスキリングへの関心が高まっているものの、主体的に学び続けるビジネスパーソンは一部にとどまるのが現状です。個人の自発的な努力に頼るのには限界があると言えるでしょう。

そこで特集1「リスキリングの意欲を喚起 社員が「自育」する組織へ」では、「組織づくり」や「職場環境」の観点から、学習意欲の喚起や人材育成について考察しました。「学び合う組織」の成立条件、社員の学習意欲を喚起する「職場環境」、共創型OJT、イノベーションの創出や創造的チーム学習モデルについて紹介しています。

特集2は、「シティズンシップ教育の実践」です。

子どもを含めた市民一人ひとりが、主体的に社会に参画していくために、シティズンシップ(市民性)を育む教育の重要性が高まっています。主権者教育、まちづくり、多文化共生、防災、デジタルなど多様な視点から最新の取組みを取材しました。

地域特集では「青森県」を取り上げています。県教育長や弘前大学学長、県知事参与をはじめ、青森県で教育・人材育成を主導する方々へのインタビューを掲載しています。

以下の記事は4月7日まで無料公開しています。ぜひご覧ください。

(特集1)

ラーニング・バイアスから見る学び合う組織の創り方

株式会社パーソル総合研究所 上席主任研究員 小林祐児

(特集2)

まちづくりと小さな成功体験が若者のシティズンシップを育む

NPO法人わかもののまち 代表理事 土肥潤也

(地域特集)

10年後の世界を変える人を育む

インフィニティ国際学院 中等部・高等部 学院長/青森県知事参与 大谷真樹

◆特集1
リスキリングの意欲を喚起 社員が「自育」する組織へ
個人と組織の在り方を見直し主体的に学ぶ人材を育成する
編集部

ラーニング・バイアスから見る学び合う組織の創り方
株式会社パーソル総合研究所 上席主任研究員 小林祐児

若手社員を自律型人材に育成するNTTデータの「共創型OJT」
株式会社NTTデータ 法人事業推進部 企画部 HR担当 シニア・スペシャリスト 矢野忠則

ジョブ・クラフティングは経験学習を促進する
東京都立大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 教授 高尾義明

「開かれた職場」において学習行動は促進される
神戸大学大学院 経営学研究科 教授 鈴木竜太

「WPL3.0」で職場学習を最適化し自ら学び未来に活躍する人財を育成
サンライトヒューマンTDMC株式会社 代表取締役社長 森田晃子

イノベーション創出を促進する「組織学習」とは何か
武蔵大学 経済学部経営学科 教授 山﨑秀雄

創造性を導くチーム学習 現場の状況に応じ、適切な手段の選択を
東洋大学 経営学部経営学科 准教授 木村裕斗

◆特集2
シティズンシップ教育の実践

まちづくりや多文化共生などを通じて主体的に社会に参画する能力を育む
編集部

違いを認めながら納得解を導き出す多文化共生社会に必要な創造力
龍谷大学 社会学部 准教授 川中大輔

まちづくりと小さな成功体験が若者のシティズンシップを育む
NPO法人わかもののまち 代表理事 土肥潤也

「復興まちづくり」に着目して子どもの市民性を育む防災教育
愛媛大学 教育学部 准教授 井上昌善

よのなかの仕組みをみんなで面白く学び合う
一般社団法人WONDER EDUCATION 代表理事 越智大貴

持続可能な社会の創り手を育成するデジタル・シティズンシップ教育
法政大学 キャリアデザイン学部 教授 坂本旬

◆地域特集
青森県

子どもたちの挑戦する意欲を醸成
青森県教育委員会 教育長 風張知子

数字で見る青森県の教育

大学発の地域創生で起業家を輩出
弘前大学 地域創生本部地域創生推進室・副室長 森樹男

10年後の世界を変える人を育む
インフィニティ国際学院 中等部・高等部 学院長/青森県知事参与 大谷真樹

「学びが創発的に起きる」環境を築く
株式会社トイ 代表取締役 戸田智雄

商店街で高校生がまちづくりを実践
NPO法人あおもり若者プロジェクト クリエイト 理事長 久保田圭祐

教育の国際化へ、地域の魅力を発信
株式会社Japan Navi 代表取締役 飯田広助

青森をIT発展途上地域からIT先進地域へ
NPO法人あおもりIT活用サポートセンター 理事長 本田政邦

見ることのレッスンとしての現代美術
十和田市現代美術館 館長 鷲田めるろ

ローカルキャリアが可能にする全人的成長
青森大学 社会学部 准教授 石井重成

食を通じて伝える健康な人生の作り方
食育料理家 なぎさなおこ

中央と地方の教育格差を解消
トップ・エデュケーション株式会社 代表取締役 石井哲

◆特別企画
実務家教員COEプロジェクト、5年間の取組みから見えた実務家教員の可能性と課題
編集部

◆トップインタビュー
知識社会における「学び」の大切さ
会計検査院長 田中弥生

◆連載
巻頭言:自律性と多様性で専門人材を育む
フューチャー株式会社 取締役/経済同友会 幹事・人材活性化委員会 副委員長・日ASEAN委員会 副委員長 神宮由紀

フロントランナーの構想と実践:子ども達が地域社会を創るまちづくり教育「つの未来学」
株式会社イツノマ 代表取締役 中川敬文

戦略的経営と大学改革の未来:7つのステップをもとに効果的な大学ファンドレイジングを
島根大学 教育・学生支援部入試課 係長 須山弘一

「 学び」を地域に広げる:活躍が期待される社会教育士
編集部

より良い社会をつくるための公共政策学:政策代替案の形成 4つの政策手段
中央大学 法学部 教授 秋吉貴雄

海外進学のススメ:海外大学の調べ方
株式会社LOOPAL 代表取締役 田原佑介

SDGs探究実践:探究経験者による高校生への個別フィードバック
株式会社クアリア CEO/CTO 平田正英

リカレント教育によるDX等人材育成:リカレント教育モデルの確立へ

社会構想への招待:社会の理想像を構築、実装できる人材を養成
社会構想大学院大学 学長・社会構想研究科長・教授 吉國浩二

令和時代の教育デザイン:子どもがまちを取材し、魅力を発見
日本デザイン振興会 常務理事 矢島進二

◆コラム
TOPICS

社会構想通信

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