＞ ＞ 『月刊先端教育』2025年3月号「『2025年の崖』を乗り越える デジタル人材の育成」発売

『月刊先端教育』2025年3月号「『2025年の崖』を乗り越える デジタル人材の育成」発売

1月31日、『月刊先端教育』2025年3月号「『2025年の崖』を乗り越える デジタル人材の育成」が発売されます。

今年、2025年は「AI戦略2019」や「DXレポート」など、国の各種デジタル戦略における目標年にあたります。このうち「DXレポート」では、企業がシステムの老朽化等に直面する中でDXが推進されない場合、最大12兆円の経済損失が発生するという「2025年の崖」が指摘されています。

しかし、DX推進を担う人材は依然として不足しているのが現状であり、その育成が急務となっています。

そこで、特集1は「デジタル人材の育成」をテーマにしました。日本企業が抱える課題や求められる人材育成の取組み、リスキリングの望ましいあり方などについて、有識者への取材・寄稿を通じ迫りました。

特集2は「テクノロジーが創る次世代の教育」をテーマにしました。

生成AIの普及により社会のデジタル化が加速する中、学校現場でもテクノロジーの活用が不可欠となっています。

先端技術の活用という観点からは今後の学びはどうあるべきなのか。「DXハイスクール」、「生成AI」、「シリアスゲーム」などに焦点を当てて探りました。

地域特集は「岡山県」です。

県の教育行政は「夢育」など独自の取組みを展開し、岡山大学は地域と地球の未来を共創すべく教育研究を推進。民間でもアントレプレナー育成やフリースクール、夜間中学などの取組みが始まっています。

岡山県を舞台とした多様な教育・人材育成プロジェクトに迫りました。

以下の記事は2月7日まで無料公開しています。ぜひご覧ください。

【特集1】「2025年の崖」を乗り越える デジタル人材の育成
優秀な女性の力を地域に活かす「でじたる女子プロジェクト」
月田 有香（MAIA 代表取締役CEO）

【特集2】テクノロジーが創る次世代の教育
探究学習等のICT機器活用を支援「DXハイスクール応援プログラム」
西川 紀子（金沢工業大学 共創教育推進室長）

【地域特集】岡山県
国内最大規模の自主夜間中学、「誰一人置き去りにしない教育」を
城之内 庸仁（一般社団法人基礎教育保障研究所 理事長／岡山自主夜間中学校 代表）

【特集1】「2025年の崖」を乗り越える デジタル人材の育成

深刻化するデジタル人材不足 いま企業に必要なマインドと実践
編集部

デジタル人材の育成に向け、国が示すべきビジョン、打つべき政策とは
一橋大学 イノベーション研究センター 特任教授、東京科学大学 データサイエンス・AI全学教育機構 特任教授　市川類

「プロジェクトマネジメント」と「人間工学」の知見がDXを支える
千葉工業大学 社会システム科学部 学部長　鴻巣努

個人と組織を強化する必須スキル、データリテラシーが拓く未来
株式会社デリバリーコンサルティング 取締役COO　高橋昌樹

現場ごとのDX推進に必要なビジネスアーキテクトの育成を
パーソルイノベーション株式会社 Reskilling Camp Company 代表　柿内秀賢

DXの再定義によるスキル標準化と専門職ネットワーク構築の必要性
国立情報学研究所 情報社会相関研究系／オープンサイエンス基盤研究センター 准教授　船守美穂

優秀な女性の力を地域に活かす「でじたる女子プロジェクト」
株式会社MAIA 代表取締役CEO　月田有香

未経験から市場で必要とされる即戦力エンジニアを育成する
株式会社Branding Career 代表取締役CEO　佐地良太

新たな技術が次々と台頭する中でベースとなる「思考の型」が問われる
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 教授　細野繁


【特集2】テクノロジーが創る次世代の教育

次世代を担う子どもたちに必要なテクノロジーを活用した学びとは？
編集部

探究学習等のICT機器活用を支援「DXハイスクール応援プログラム」
金沢工業大学 共創教育推進室長　西川紀子

対話型教育アプリを活用して子どもの「話す力」向上を目指す
一般社団法人アルバ・エデュ 代表理事　竹内明日香

学びと遊びを融合するシリアスゲームの教育活用と可能性
立命館大学 衣笠総合研究機構 専門研究員　シン ジュヒョン

自動化時代を生き抜く力を養う「遊びと学び」の体験型キャンプ
一般社団法人アカデミーキャンプ 代表理事　斉藤賢爾


【地域特集】岡山県

誰一人取り残されない教育の実現を
岡山県教育委員会 教育長　中村正芳

数字で見る岡山県の教育

地域と地球の「ありたい未来」を共創
岡山大学長　那須保友

教育DX×移住したくなる地域づくり
高梁市学校連携コーディネーター／高梁市GIGAスクールサポーター　横山弘毅

地方学生の可能性を最大化する
SetouchiStartups 共同代表パートナー／有限会社藤田酒店 アトツギ／株式会社COMPUS 代表取締役　藤田圭一郎

学生・企業の「挑戦を支える人事部」に
NPOエリア・イノベーション 代表　藤井智晴

モノからコトへ 新しい働き方を売る
株式会社WORK SMILE LABO 代表取締役　石井聖博

「大好きな事でメシを食う」力を育む
SEKAIJU Technologies株式会社 代表取締役／360 Academy　椙原俊典

岡山発の「よい教育」を目指す
無花果株式会社 代表取締役／ NPO法人無花果 理事長　中藤寛人

国内最大規模の自主夜間中学を運営
一般社団法人 基礎教育保障研究所 理事長／
岡山自主夜間中学校 代表　城之内庸仁


【連載】

巻頭言：人的資本経営の実践へ リスキルの展望
一般社団法人人的資本経営推進協会 代表理事／株式会社ZENKIGEN 代表取締役CEO　野澤比日樹

事業再編と人材の活用で未来を拓く
コニカミノルタ株式会社 代表執行役社長兼CEO　大幸利充

GIGA第2期に対応した端末を開発、リモート教育でも学校現場に貢献
株式会社日本HP 代表取締役 社長執行役員　岡戸伸樹

創業から受け継ぐ「人が基盤」の経営
セイコーエプソン株式会社 代表取締役執行役員／人的資本・健康経営本部長　阿部栄一

「自律と信頼の関係性」で組織変革へ
富士通株式会社 取締役執行役員 SEVP CHRO　平松浩樹

「越境」による成長機会を提供、多様な人財の活躍を後押し
株式会社りそなホールディングス 人財サービス部長　九鬼至留

社会構想大学院大学 特別セミナー：官民トップリーダーが語る経済社会の未来像とリーダーシップ
経済産業省 経済産業事務次官　飯田祐二
経済同友会 筆頭副代表幹事・代表理事／日本たばこ産業株式会社 取締役会長　岩井睦雄
社会構想大学院大学 教授　松江英夫

フロントランナーの構想と実践：すべての子どもたちに国内で多様性に触れる教育機会を
HelloWorld株式会社 代表取締役Co-CEO　冨田啓輔

戦略的経営と大学改革の未来：留学生獲得の国際競争が進む現在、大学は留学生目線での獲得戦略を
関西国際大学 副学長・国際コミュニケーション学部 教授　芦沢真五

新世紀の学び舎：世界から卓越した人材を集め、次世代の科学研究をリードする 沖縄科学技術大学院大学

海外進学のススメ（最終回）：公立高校教員が世界トップの教育大学院で学び直し、起業した理由
株式会社LOOPAL 代表取締役　田原佑介　

自著を紐解く：『冒険する組織のつくりかた――「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』
株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO　安斎勇樹

SDGs探究実践：AIと探究学習支援 モバイル×AIが拓く多様な探究
拓殖大学 工学部 准教授　澄川靖信
愛知淑徳大学 人間情報学部 助教　吉川遼
広島大学大学院 人間社会科学研究科 准教授　池尻良平

組織が変わるイノベーション人材の育成：サードプレイスで広がる可能性
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 プリンシパル　東博暢

社会構想への招待：ローカルな課題を研究することで逆説的にも身に付く普遍的な社会構想力
社会構想大学院大学 社会構想研究科 客員教授　中村玲子

VUCA時代のリカレント教育：信州大学の教育シーズと信州のフィールドで「GXを学ぶ」
信州大学 グリーン社会協創機構 特任教授／株式会社ニューラル 代表取締役CEO　夫馬賢治
信州大学 教育・学生支援機構 助教（UEA）　髙山朋美

F-SOAIPで好循環と協創を（新連載）：DX時代の全世代型教育実践を可視化――PDCAにF-SOAIPでイノベーション
埼玉県立大学 准教授、一般社団法人F-SOAIP実践･教育研究所 共同代表理事　嶌末憲子　
国際医療福祉大学大学院 特任教授、同研究所 共同代表理事　小嶋章吾

実務家教員の研究：民間企業から実務家教員への転身に影響を与える要因
山形県立米沢女子短期大学 准教授　後藤和也

令和時代の教育デザイン：保育料無料の学童保育「fork toyama」
日本デザイン振興会 常務理事　矢島進二


【イベント＆コラム】

TOPICS

文科省、小中学校教職員向け生成AI活用ガイドラインを改訂

優れたキャリア教育を表彰しその効果を広く社会に共有する
経済産業省 経済産業政策局 産業人材課　課長補佐　林美穂

社会構想通信

BOOKS『科学的根拠（エビデンス）で子育て――教育経済学の最前線』