4か月の新入社員研修をオンライン化 都築電気のアウトプット型研修

コロナ禍で新人研修のオンライン化が進んでいる。毎年6か月間の新入研修を実施していた都築電気では、2020年3月にオンライン全面移行を決定し、4か月間のオンライン研修を実施した。研修を運営した人事企画部部長の渡辺剛史氏に、オンライン導入の経緯や成果を尋ねた。

自社導入のツールを活用し、新人研修を完全オンライン化

渡辺 剛史

渡辺 剛史

都築電気株式会社
総務人事統括部人事企画部 部長
1998年コクヨ入社。生産管理や企画開発を経て、2010年に HR 開発部に異動。以降、研修企画・風土改革やグローバル人材育成、子会社の人事部長といったキャリアを重ねる。2018年に都築電気入社。2020年より現職。

コロナ禍を受けて都築電気では昨2020度入社の全57名に向けた新人研修を完全オンラインで実施した。

「当社では『自ら考え、行動できる人材』の育成を目指し、毎年、前半の3か月(4月~6月)は共通コースとして集合型を、後半の3か月(7月~9月)は職種別に仮配属先での OJT を実施してきました。例年は秋頃から来期の研修の設計が始まり、年度末には大半の準備が終わっています。ところが、2020年2月は社内で新型コロナウイルス対策本部が立ち上がり…

(※全文:2176文字 画像:あり)

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