冊子「桐蔭の学び」で「なぜ、学ぶ必要があるのか」から始めるキャリア教育
進学校ではとかく大学進学のため知識偏重な教育に偏りがちという声も聞かれるが、進学校でもキャリア教育を中軸に学びを展開している学校もある。和歌山県立桐蔭中学校・桐蔭高等学校の木皮享校長に、同校のキャリア教育の特長と狙いについて話を聞いた。
木皮 享
創立142年目を迎える和歌山県立桐蔭高校は、県内有数の進学校として知られる。2007年度から中学校を併設し、中高一貫校となった同校は、2013年度に文部科学省「研究開発学校」の指定を受け、「進学校におけるキャリア教育」をテーマに研究開発を行うこととなった。以来、「桐蔭モデル」のキャリア教育を推進している。
「本校の『自ら人生を切り拓く人を育てる』という教育指針を合い言葉にしながらキャリア教育を進めてきました」と、同校の木皮享校長は言う…
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