社内ベンチャー、複業・兼業の解禁 自律を後押しするキャリア支援

2016年に「社外チャレンジワーク制度」として複業・兼業を解禁したロート製薬は当時メディア等でも大きな注目を集めた。制度開始から4年、現在の成果やロート製薬のキャリア支援の理念など、当時の制度設計に携わった人事総務部副部長の矢倉芳夫氏に話を聞いた。

「否・常識」「枠を超える」、ロート製薬の複業・兼業制度

矢倉芳夫

矢倉芳夫 ロート製薬株式会社
人事総務部 副部長

コロナ禍が象徴するように短期的な将来も予測困難な時代において、社員のキャリア自律がより重要性を増している。2016年4月に複業・兼業を解禁する「社外チャレンジワーク制度」、複数の部署での勤務を可能とする「社内ダブルジョブ制度」をスタートしたロート製薬は、社員が柔軟な働き方ができる仕組みを整え、社員のキャリア自律を促している。両制度の導入のきっかけは…

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