中高生が新規事業を立ち上げ 挑戦する経験こそが「学び」になる
中高生が新ビジネスに挑戦し、しかも見込みのある事業プランに対しては出資を検討する――。中高生に向けて本格的な起業家育成プログラムを展開しているのが、ガイアックスのスタートアップスタジオだ。起業の体験を通じて、挑戦する人を増やすことを目指している。
起業へのハードルを下げ、挑戦する人を増やす
佐々木喜徳
ガイアックスはソーシャルメディアとシェアリングエコノミーに力を注ぐ上場企業であり、数々の新規事業を生み出している。同社のスタートアップスタジオは新規事業創出を加速させる機能を担い、主に現役学生~新卒3年目の若手を支援する組織だ。これまでに11件の創業を支援し、入社して1週間で事業を立ち上げた事例もあるという。
事業プランが固まりきっていない起業家も支援の対象だ。事業アイデア探しや初期の仮説検証から始まり、プロダクト開発やバックオフィス業務のサポート、起業後の資金調達やパートナー探しまで、事業をスケールさせる一連のプロセスをサポートしている。
スタートアップスタジオ責任者の佐々木喜徳氏は、自分たちの役割を…
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