インストラクショナルデザインで学ぶ 研修設計のノウハウとアプローチ

研修を使いこなせない企業は、社員が学んでくれないと落胆の声をあげることもあるだろう。しかし、社員が学べていない原因は、企業側が教えたつもりになっているという落とし穴がある。

教え方、教えます

鈴木克明

鈴木克明(すずき・かつあき)

1959年生まれ。Ph.D.(教授システム学)。現在、ibstpi®フェロー、日本教育工学会第8代会長、日本医療教授システム学会理事、日本イーラーニングコンソシアム名誉会員などを務める。主著に『研修設計マニュアル』、『教材設計マニュアル』、『インストラクショナルデザインとテクノロジ(共監訳)』などがある。

熊本大学にインターネット型の大学院「教授システム学専攻」を創設してから14年目になる。eラーニングの専門家をeラーニングで育てることを目指し、在職在宅でどこからでも社会人が学べる機会をつくるため、教える内容から教える方法まで、修士と博士の学位取得という難関に挑む大学院生を支援するノウハウを重ねて洗練してきた。これまでに100人以上が修士号を取得し、博士も10人以上産み出した。科目等履修生(1科目以上の単位を取るが学位には至らない人)は通算で1400人を超え、人気のある学び舎になった。

その背後にある学問の名前はインストラクショナルデザイン(ID)、つまり教育の設計法で…

(※全文:2274文字 画像:あり)

全文は無料会員登録後、ログインしてお読みいただけます。