先端教育1月号「産業DXの中核人材をどう育てるか」【無料記事紹介】

12月1日(木)、月刊『先端教育』2023年1月号が発行となりました。

今号の大特集は「産業DXの中核人材をどう育てるか」をテーマに、データサイエンスの素養を備えた人材の育成について取り上げました。AI研究の第一人者である東京大学大学院・松尾豊教授へのインタビューをはじめ、ソニーやリコーなど各社の取り組みを紹介しています。

また、高校の「情報Ⅰ」が共通必履修科目となり、各大学でデータサイエンス関連学部・学科の設立が相次いでいる中で、高校や大学の取り組みについても特集しました。今号の1冊を通して、学校教育から企業まで、データサイエンス教育の現状を概観いただけます。

地域特集では「福島県」を取り上げています。福島県では、東日本大震災と原子力災害からの復興を進める中で、元の状態に戻すだけでなく、これまでの価値観を見直し、「新しい社会づくり」を牽引する人材の育成が目指されています。

下記の記事は無料で公開していますので、ぜひご覧ください(無料公開期間は12月7日まで)。

<大特集>
東京大学・松尾豊教授が語る、デジタル人材育成の課題と見通し
https://www.sentankyo.jp/articles/1f27845b-3eef-425c-96e1-a9b04ccc77c0

<特別企画>
大学設置基準改正のポイント。基幹教員制度、教育課程等に係る特例制度とは?
https://www.sentankyo.jp/articles/a29f1f30-a510-428e-bcf4-4ff2d696b0c7

<連載>
フロントランナーの構想と実践
プロジェクトに挑み、共創力を育む。「地域を旅する」4年制大学
さとのば大学 発起人・メインファシリテーター、株式会社アスノオト 代表取締役 信岡良亮
https://www.sentankyo.jp/articles/1ddeda55-806f-4687-81c9-6470f8b82ac5

<新連載>
費用対効果で考えるリカレント教育
第1回「社会戦略」としてのリカレント教育を考える
社会構想大学院大学 学監・研究科長 川山竜二
https://www.sentankyo.jp/articles/c2a0e818-4e90-4f1e-ab9a-71c352ff5f65

<地域特集・福島県>
全国が注目する被災地の学校、「未来創造探究」で変革者を育てる
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 副校長 南郷市兵
https://www.sentankyo.jp/articles/2cf7034b-3150-4e66-9735-1c71d80a6ee

【目次】
◆大特集
データ駆動型社会の教育
産業DXの中核人材をどう育てるか 

データドリブンのビジネスを支える人材
月刊先端教育 編集部 

デジタル人材育成の課題と見通し
東京大学大学院 工学系研究科 教授、一般社団法人日本ディープラーニング協会 理事長 松尾豊 

圧倒的に不足するデータサイエンティスト
株式会社リクルート 池田明子

ボトムアップで目指す「全社員AI人材」
ソニーグループ株式会社 R&Dセンター
基盤技術研究開発フィールド 上級主幹技師 芦ヶ原隆之 

二層構造で育成するデジタル人材
株式会社リコー デジタル戦略部 デジタル人材戦略センター 所長 木原民
株式会社リコー デジタル戦略部 デジタル技術開発センター DDX開発室 室長 鈴木剛 

金融データサイエンティストの育成
株式会社みんなの銀行 取締役頭取 永吉健一 

データサイエンティスト育成ミニ事例
月刊先端教育 編集部 

観光領域とデータサイエンス
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディアビジネス基盤開発局 篠田裕之 

ファッション×データサイエンスの可能性
株式会社ニューロープ 代表取締役 酒井聡
株式会社ニューロープ 執行役員CTO 荒井浩己 

データサイエンスを理解するリーダーの育成
横浜国立大学国際社会科学研究院/経営学部 教授、学長補佐 鶴見裕之
株式会社アイネット 木下昌和、荒川武文、下尾孔太 

学術と実務の両面を備えた人材を育成
上智大学理工学部情報理工学科 教授、学務担当副学長 伊呂原隆 

ビジネスに活かすデータサイエンス
総務省統計局 統計利用推進研究官 長藤洋明
総務省統計局 統計情報利用推進課 課長補佐 和田宏之 

データサイエンス無料講座&新刊紹介
月刊先端教育 編集部 

◆特集
高校・大学のデータサイエンス指導

「あるべきもの」を探究し批判的リテラシーを育む
東京学芸大学大学院 教育学研究科 教授 西村圭一 

社会科学とデータサイエンスを「融合」
一橋大学 ソーシャル・データサイエンス学部長/研究科長(予定) 渡部敏明 

丁寧にデータサイエンスを学ぶ
京都女子大学 データサイエンス学部長(就任予定) 栗原考次 

慶應大発「データサイエンス講座」
慶應義塾大学 経済学部 教授、FinTEKセンター長 中妻照雄 

地域の可能性を見つける人材に
宮崎大学 工学部 工学科電機電子工学プログラム 教授/学び・学生支援機構 数理・データサイエンス部門長 田村宏樹
宮崎大学 教育学部 理科教育(物理学)教授/前数理・データサイエンス部会長 秋山博臣 

高校教員の学び合い
JDSSP 高等学校データサイエンス教育研究会主査、雲雀丘学園中高等学校 教諭 林宏樹 

◆地域特集
福島県 地域×教育イノベーション  

福島ならではの「学びの変革」を推進
福島県教育委員会 教育長 大沼博文 

数字で見る福島県の教育

地域の新産業を支える職業能力開発
福島県商工労働部 産業人材育成課 主幹 山下徹

「解のない問い」に挑む人材を育てる
福島大学長 三浦浩喜 

福島発、新しい「学び」を発信する
一般社団法人ふくしま学びのネットワーク 理事・事務局長/福島大学 准教授 前川直哉 

未来創造型教育で「変革者」を育てる
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 副校長 南郷市兵 

リベラルアーツで不変の「理」を追求
一般社団法人KOTOWARI 代表理事 青木光太郎 

子どもたちに「世界に出会う」経験を
公認心理師/株式会社Algoroman 代表取締役 沖野昇平 

データドリブンで「学び」を変える
株式会社ベストコ 代表取締役社長 井関大介 

福島県教育史 会津に全国有数の藩校

◆特別企画
大学設置基準・変更のポイント
教育課程等に係る特例制度とは?
月刊先端教育 編集部 

◆連載
フロントランナーの構想と実践:
地域を旅する4年制大学
さとのば大学 発起人・メインファシリテーター、株式会社アスノオト 代表取締役 信岡良亮 

10兆円大学ファンド構想と経営:
URAの質と量の確保
月刊先端教育 編集部 

教育界のキーパーソンに聞く:
地域中核大学のあるべき姿とは?
新潟大学 理事・副学長 川端和重
東京工業大学 教授 江端新吾、公認会計士 植草茂樹 

SDGs探究実践:
グローバルな課題解決型人材の育成
静岡県立三島北高等学校 中島由美、オン カイミン、山梨睦、藤田葉子 

リスキリング最前線:
社員3,000人をDX人材に
株式会社パソナ 三ツ田梓、大江修平 

答えのない時代を生きる 対話の実践:
美術館・図書館・公民館での哲学対話
立教大学文学部 教授 河野哲也 哲学 

医療・健康情報を読み解く:
基礎研究と臨床研究、何が違う?
広島大学医学部 客員准教授 市川衛 公衆衛生 

あらたな知の拠点をつくる 人類学者の視点から:
制度の外側に学びの場をつくる
岡山大学文学部 准教授 松村圭一郎 人類学 

新連載・費用対効果で考えるリカレント教育:
リカレント教育と社会戦略
社会構想大学院大学 学監・研究科長 川山竜二 

実務教育研究科の学びと実装:
特別支援教育におけるICT活用を研究
社会構想大学院大学 実務教育研究科 第1期生 佐藤里美 

実務家教員という生き方:
帝国ホテルを経て大学教員へと転身
駿河台大学 経済経営学部 特任教授/社会構想大学院大学 実務家教員養成課程 修了生 式場朝夫 

令和時代の教育デザイン:
高校生向け進路探究プログラム
日本デザイン振興会 常務理事 矢島進二

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