「締め切り」と「習慣化」がカギ 学びのモチベーションを高める方法

「学び」へのモチベーションを高め、「学び」を習慣化させるには――。学生を指導する立場の人にも、社会人の学びにも有効なマネジメント手法を、大学受験の第一人者が解説する。

前提として、人は「ぐず」である

廣政 愁一(ひろまさ・しゅういち)

廣政 愁一(ひろまさ・しゅういち)

学びエイド代表取締役社長。元予備校講師(東進ハイスクール・河合塾)。担当科目は英語。1997年に日本初の学校内予備校RGBサリヴァンを立ち上げ、2015年に動画学習サービス会社の学びエイドを設立。予備校講師や学校教員に勉強法を指導する「先生の先生」としても活躍中。著書に『勉強がしたくてたまらなくなる本』(講談社)ほか。

私は東進ハイスクールの予備校教師として社会人キャリアをスタートし、日本初の学校内予備校「RGBサリヴァン」を立ち上げ、現在はオンライン教育動画サービス「学びエイド」を運営しています。これまで数万人の子どもの受験に関わって、見えてきた真実があります。それは、私を含め人は皆『ぐず』であり、一生直らないということです。

人は、緊急性や重要性が高い学びでなければ、モチベーションを自ら維持することはできません。例えば、「3ヶ月後にニューヨーク支店に転勤」と言われれば、誰でも英語を必死に学びます。しかし…

(※全文:1986文字 画像:あり)

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