未来の教育「生まれてから死ぬまでアクティブラーニングによる相互成長」

未来に求められる教育とはどういうものなのか。三菱総合研究所理事長、東京大学第28代総長で、超教育協会会長を務める小宮山宏氏はキーワードとして「Mutual Growth by Lifelong Active Learning(生まれてから死ぬまでアクティブラーニングによる相互成長)」を挙げた。

小宮山宏

小宮山宏

一般社団法人超教育協会会長
1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、東京大学工学部長等を経て、2005年に第28代東京大学総長に就任。2009年に総長退任後、同年三菱総合研究所理事長に就任。2010年には「プラチナ構想ネットワーク」を設立し、会長に就任。2018年には超教育協会会長に就任。

「超教育協会」は昨年6月に発足しました。まだ細かなところは固まっていませんが、教育にITを組み込み、教育改革を先導しようという目的で設立したものです。今年4月には、デジタル教科書教材協議会(DiTT)と合併しました。

私は、これからの時代、誰かが先生で、誰かが教わるという従来の教育の形が変わると思っています。幼児教育でも一方的に教えて詰め込むわけではありません。小さな子供から教わることもあるのです。「Mutual Growth by Lifelong Active Learning(生涯アクティブラーニングによる相互成長)」こそ…

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