society5.0時代に向けた人づくり

技術革新、グローバル化等、産業構造の劇的な変化に向け新たな人材育成が求められている。経団連 教育・大学改革推進委員長で第一生命ホールディングス会長の渡邉光一郎氏に、激動する未来に向けた、持続可能な発展をけん引する人づくりのこれからについて聞いた。

Koichiro Watanabe

渡邉 光一郎

第一生命ホールディングス株式会社代表取締役会長。
1953年、静岡県生まれ。東北大学経済学部卒業。1976年第一生命保険相互会社入社。同取締役、同常務取締役、同常務執行役員、第一生命保険株式会社代表取締役社長、第一生命ホールディングス株式会社代表取締役社長などを経て現職。一般社団法人日本経済団体連合会副会長・教育・大学改革推進委員長。第10期中央教育審議会会長。

『Society5.0』時代の人材像

──社会・産業構造が変化する中、日本企業がグローバル競争に勝ち抜くために、産業界として人づくりをどう捉えていますか。

渡邉:課題先進国と言われている日本が、今後、世界的な第4次産業革命と言われる時代にどう対応していくのか。その対応策として、経団連は…

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