変化の時代に適応するアンラーニング

現役時代、スプリント種目の世界大会で日本人として初めてメダルを獲得した為末大氏。引退後は起業して多方面で活躍し、アスリートのセカンドキャリアの形成にも携わってきた。日本型教育の課題や、変化の激しい時代に適用する人材の育て方について話を聞いた。

為末 大 氏

為末 大

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。3度のオリンピックに出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者。現在は、アスリートによる社会貢献を広げる一般社団法人アスリートソサエティの代表理事、Sports×Technology に関するプロジェクトを行う株式会社Deportare Partners のCEO などを務める。著書に『走る哲学』『負けを活かす技術』『諦める力』などがある。

──為末さんは日本の教育についてどのように感じていますか?

これだけ平均的にいろいろな人間の能力を上げることができる教育とシステムは、世界的に見ても…

(※全文:3660文字 画像:あり)

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