地域中核大学のあるべき姿とは?夢を魅せ続ける新潟大学の改革
全国で大学改革が進む中、「地域の人々に夢を魅せ続けることが地域の大学の役割」と話す新潟大学理事・副学長の川端和重氏。新潟大学の将来ビジョンと地域中核大学のあるべき姿を伺った。
新潟大学のあるべき姿を示した
「新潟大学将来ビジョン2030」
川端 和重
日本の国立大学はどうあるべきか? 新潟大学は地域に対してどうアクションしていくべきか? 文部科学省科学技術・学術審議会や中央教育審議会をはじめ数多くの国の委員を歴任し、地域中核・特色ある研究大学の代表でもある新潟大学の川端和重理事の問題意識の原点は常にそこにあった。
2022年2月、総合科学技術・イノベーション会議において「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」が決定された。
地域と地域中核大学はその存在意義を改めて問われており、1949年に新制国立大学として発足した新潟大学においても例外ではない。
新潟大学は、2021年3月に公表された第4期中期目標(2022年度~2027年度の6年間)の前文に以下のように…
(※全文:3022文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。