うちの学校はガタガタ。だから「ミライの学校」つくりは楽しい

千代田国際中学校は、前身の千代田女学園中学校を、2022年から共学化し、中高一貫校として再開した学校だ。「東大よりも世界に近い学校」を目指す日野田校長に、今後の学校の展望について話を伺った。

募集停止した学校の再スタート

日野田 直彦

日野田 直彦

千代田国際中学校 校長
武蔵野大学附属千代田高等学院、武蔵野大学中学校・高等学校の中高学園長。1977年生まれ。幼少期をタイで過ごす。帰国後、同志社国際中学・高校に入学。同志社大卒業後、私立中高の新規立ち上げを経て、2014年、公募等校長制度で、大阪府立箕面高等学校校長に着任。全国公立学校の最年少(36歳)校長として改革を推進。多数の生徒が海外大学に進学し注目を集める。2022年より現職。近著に『東大よりも世界に近い学校』(TAC出版)。

千代田国際中学校は、2018年に募集停止した千代田女学園中学校が、2022年から共学化し募集を中高一貫校として再開した学校である。リスタートの生徒募集も順調な滑り出しで、特に男子が女子より比率が高いのは元女子校としては異例である。以前は23区城北エリアの生徒が多かったが、東京湾岸や港区・世田谷区などからの生徒が目立ち、層も一変している。この新しい学校をかじ取りし、「東大よりも世界に近い学校」を目指す日野田校長に、…

(※全文:2011文字 画像:あり)

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