デジタル社会の学校教育とは?「未来の教室」が目指す未来構想

この11月、『教育DXで「未来の教室」をつくろう GIGAスクール構想で「学校」は生まれ変われるか』を出版した経済産業省の浅野大介氏。「未来の教室」実証事業開始から3年。見えて来た課題とこれからの学校制度の在り方、教育DXや目指すべき次なるステップについて聞いた。

当事者意識を育む学習空間
〈自律〉と〈共生〉を学ぶ場

浅野 大介

浅野 大介

経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ サービス政策課長(兼) 海外展開支援室長(兼)教育産業室長 デジタル庁 参事官
2001年入省。資源エネルギー(石油・ガス)、流通・物流・危機管理、知的財産、地域経済産業、マクロ経済分析等の業務を経て、2015年6月より資源エネルギー庁資源・燃料部政策課長補佐(部内総括)、2016年7月より商務流通保安グループ参事官補佐(大臣官房政策企画委員)として部局再編を担当し、教育サービス産業室(現:教育産業室)を立ち上げた。2017年10月より教育産業室長、2018年7月よりサービス政策課長、2021年10月よりデジタル庁参事官に着任。

経済産業省では、新学習指導要領のもと、1人1台端末と様々なEdTechを活用した新しい学びを実証する「未来の教室」実証事業を、2018年度から全国の学校などと進めてきた。

(※全文:2499文字 画像:あり)

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