Z世代が社会のメインプレイヤーに 自走型組織への変革

ゆとり世代と呼ばれる、およそ今の20~35歳が、10年後に管理職などを担う年齢を迎えると、組織や社会はどう変わるのか? これからZ世代以降が労働力人口の半数を超える時代、若年層が活躍する組織や社会はどのようにつくっていけるだろうか。

広がる世代間ギャップ
問題の本質とは

尾原 和啓

尾原 和啓

IT批評家
京都大学大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を専門とし、経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。現在13職目、近著『アフターデジタル』は11万部を記録。『プロセスエコノミー』はAmazon書籍総合1位。

高度経済成長期を牽引してきた団塊の世代に始まり、以降もバブル、ロスジェネ、ゆとり、さとり、と年代別にさまざまな世代論が語られてきた。なかでも、「叱られることに耐性がない」などと揶揄されることが多かったゆとり世代(1987~2004年生まれ)は、10年後には管理職などを担う年齢を迎える。今後、組織はどのように人材戦略を進めていけば良いのだろうか。IT批評家の尾原和啓氏は次のように話す。

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