企業人が「大学教員」「学校の先生」に 民間人材の教育現場への登用が加速

社会が高度化・複雑化し、様々な知識やスキルが求められる中で、教育の担い手も多様化が進んでいる。教育現場においても、企業等での実務経験を有する人材が求められ、社会のニーズや政策的な後押しもある中で、今後も民間外部人材の活躍の場が広がることが予測される。

大学・大学院で進む
社会のニーズに応える教育

近年、大学・大学院をはじめとする高等教育機関で「実務家教員」の登用が促進されている。実務家教員とは、企業や行政等での実務経験を活かして教育・研究に取り組む教員のことだ。文部科学省が定めた専門職大学院設置基準では、実務家教員の定義について「専攻分野における概ね5年以上の実務の経験を有し、かつ高度の実務の能力を有する者」とされている。

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