研究から探究へ発想を転換し多様性と包摂性を備えた高等教育を

社会が大きく変化する中で高等教育へ様々な期待が寄せられている。一方で高等教育が抱える課題も様々ある。高等教育研究やアメリカ高等教育論などを専門とする東京大学大学院教授の福留東土氏から米国の高等教育の状況と比較しながら、日本の高等教育のあるべき姿について伺った。

研究から探究へと発想を転換し
高等教育や学びを捉え直す

福留 東土

福留 東土

東京大学大学院教育学研究科教授
東京大学経済学部卒業、広島大学大学院社会科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、一橋大学専任講師、広島大学准教授を歴任。現在、東京大学大学院教育学研究科 学校教育高度化・効果検証センター長を兼務。専門は大学・高等教育の比較・歴史研究。学士課程教育、大学院教育、大学ガバナンスなどをテーマに研究を行う。

社会が大きく変化する中で、高等教育にも様々な期待が高まっている。高等教育研究やアメリカ高等教育論などを専門とする東京大学大学院教授の福留東土氏は、日本の高等教育は、社会人をはじめ、多様な人がそれぞれの立場から知的活動に従事できる大学に変わることが求められていると指摘する。

(※全文:2636文字 画像:あり)

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