ジョブ型評価の作り方 目標に対する改善で人は育つ

ジョブ型雇用を実現するためには、業務の細分化が欠かせない。そして、数値目標を設定したうえで、それを評価に反映させることが重要になる。「評価とは人材育成そのもの」と語るあしたのチーム・髙橋恭介社長に、従業員の成長を促す評価制度のポイントについて話を聞いた。

髙橋恭介

髙橋恭介

株式会社あしたのチーム 代表取締役社長
千葉県松戸市生まれ。千葉県立船橋高校出身、東洋大学経営学部卒業後、興銀リース株式会社に入社。リース営業と財務を経験する。2002年、創業間もないベンチャー企業であったプリモ・ジャパン株式会社に入社。副社長として人事業務に携わり、当時数十名だった同社を500人規模にまで成長させ、ブライダルジュエリー業界シェア1位に飛躍させた。同社での経験を生かし、2008年リーマンショックの直後に株式会社あしたのチームを設立、代表取締役に就任する。

あしたのチームは人事評価サービスを提供し、延べ3300社への導入実績を持つ。2008年に同社を立ち上げた髙橋恭介社長は、前職でブライダルジュエリーの企画・販売を行うプリモ・ジャパンに在籍し、副社長として人事戦略を牽引して業界シェア1位に躍進させたキャリアを持つ。

「私が入社した2002年当時、プリモ・ジャパンは創業間もないベンチャー企業であり、評価制度がまったく確立されていない状態でした。私はそこに今で言うジョブ型、つまり一人ひとりの個別目標設定と成果型賃金制度を導入し、社員のモチベーションを高めて優秀な人材が辞めずに活躍できるインフラを整え…

(※全文:2181文字 画像:あり)

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