経営力醸成とキャリア形成を図る大学経営基礎講座

大学教職員にとって外部環境の変化に合わせた能力開発が重要な一方で、普遍的な大学リテラシーを身につけなければ中長期のキャリアは築けない。「大学経営基礎講座」を実施する東北大学高度教養教育・学生支援機構大学教育支援センター副センター長の戸村理氏に話を伺った。

コロナ禍を機にプログラムを刷新
オンライン・短期・体系的に変更

戸村 理

戸村 理

東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター副センター長、准教授
博士(教育学)。主な研究分野は教育学・教育社会学、高等教育論。一般社団法人国立大学協会特別研究員、政策研究大学院大学ポストドクトラルフェロー、國學院大學教育開発推進機構准教授などを経て、2020年4月より現職。近著に『中央教育審議会と高等教育改革―「46答申」の検討』(高等教育研究叢書170)広島大学高等教育研究開発センター、2023年など。

東北大学高度教養教育・学生支援機構大学教育支援センターは、文部科学省より2010年に教育関係共同利用拠点として認定を受け、大学教職員の能力開発を目的とする履修証明プログラムの提供を継続している。2021年からの第3期(〜2025年度)は「大学教育イノベーション人材開発拠点」として新たに認定を受け、2023年度9月から履修証明プログラム「大学経営基礎講座」を開講した。

(※全文:2532文字 画像:あり)

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