『かくれた「強み」をみつけよう。自分の舞台がみつからないあなたへ』
これからのキャリアの突破口は「他者視点」。自分のよさは、自分がいちばん気づけない。キャリアのモヤモヤを変えるカギは、「誰かに聞いてみる」にある。
キャリアの自己責任の時代
人はなぜ、迷子になるのか
三石 原士
パーソルキャリア株式会社 「タニモク」プロジェクト 責任者
大学卒業後、渡独。設計事務所にてキャリアをスタート。帰国後、大手情報サービス会社を経て転職サービス「doda」の立ち上げメンバーとしてパーソルキャリア(株)(旧社名:インテリジェンス)に入社。2017年「タニモク」を開発し、提供を開始。はたらく個人のキャリアオーナーシップを育む機会をつくり続けている。
いま、日本のキャリア形成は大きな転換点を迎えています。終身雇用や年功序列といった前提が揺らぎ、「自分のキャリアは自分で考え、自分で選ぶこと」が当たり前になりつつあります。私自身、企業の人材育成やキャリア支援の現場に関わるなかで、「自分の強みが分からない」「自分らしいキャリアの描き方が見えない」と悩む姿を見てきました。「キャリアは自己責任」というメッセージが先行し、本人の視野や経験が十分に広がっていない段階から、将来の選択を迫られている状況があります。狭い視野のまま一人で考え続けても、突破口は見えにくい。その前提を変える鍵がその人らしい「強み」をみつけること。そして、「他者の視点を活かす」ことです。
(※全文:2201文字 画像:あり)
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