ウィズコロナ時代の学びの保障 自治体のオンライン教育の動き

新型コロナウイルス感染症の拡大により全国の学校は、長期間の休校を余儀なくされた。そのなかでオンライン教育の導入を積極的に進めている自治体が見られる。自治体におけるオンライン教育の動向を探った。

新型コロナウイルス感染症の拡大による長期の休校期間において、児童・生徒の学びの保障の具体策に挙げられるのがオンライン教育の導入である。

しかし文部科学省の調査(4月16日時点)では、「同時双方向型のオンライン指導を通じた家庭学習」を課す方針と回答した自治体は5%(60自治体)に留まっており、公立学校でのオンライン教育は進んでいない。

こうした背景には、ICT 機器の選択、セキュリティ上の課題、教員のノウハウ不足などが考えられるが…

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