視座の高い次世代のリーダーを育む、〈好き〉を探求できる環境づくりを
学校現場に社会人を送り出す TFJ(Teach For Japan)を立ち上げた松田悠介氏。スタンフォード大学での出会いを機に海外進学をサポートする Crimson Education Japan 代表に就任。2020年4月からはオンラインインターナショナルスクール Crimson Global Academy を展開する。
多様性豊かな環境で、感性や直感を育む
──Crimson Education Japan では海外進学を支援していますが、海外進学の重要性について、どうお考えですか。
松田 悠介
AI 社会に対応できる人材、そしてグローバルに対応できる人材が、強く求められる時代になっています。そうした人材を育てるために、海外進学は非常に重要な要素になっていくと思います。
日本の人口は40年後には、1億2000万人から8600万人へと縮小し、高齢化率は40%になっていきます。マーケットは縮小し、縮小マーケットに人は投資しません。投資が減ればイノベーションも起こりにくくなります。一方で世界の人口は、72億人から100億人へと増えていく。成長できる環境は世界にあり、グローバルマーケットでしっかりと戦っていける、あるいは価値を生み出せる人材が求められていくわけです。
構造化できるものは AI が代替えしていくなかで、人に求められるのは感性や直感です。それは多様性の中でこそ大いに育まれます。多様性が豊かで、かつ最先端の研究が行なわれているグローバルな環境で学ぶという意味において…
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