自立学習をスローガンに 自ら考え抜く力と教養を育む
『言葉は世界をつなぐ平和の礎』を建学の精神に独自の教育を提供する神田外語大学。学長を務める宮内孝久氏は元三菱商事の副社長。70カ国以上訪問し国際ビジネスの第一線で活躍した経歴を持つ。国際通用力のある人材に必要な力、そのための教育について伺った。
宮内 孝久
異質を理解する教養が不可欠
──三菱商事の副社長を退任されてから、神田外語大学学長に就任された背景。教育界へ関心を持たれたきっかけをお聞かせください。
私は大学を卒業後、三菱商事に入り、一度も転職することなく、よく働き、よく飲む、典型的な滅私奉公型サラリーマンでしたが、40年間商社マンとして厳しいビジネス界で揉まれるうちに、日本の社会が非常に弱々しく見えてきたのです…
(※全文:5268文字 画像:あり)
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