企業は社会の人間を育てる意識を、次世代女性リーダーが日本を変える

「次世代リーダー育成スクール」である昭和女子大学キャリアカレッジでは、女性リーダー育成等を通じて、企業のダイバーシティ経営を支援し、企業の価値創造と持続可能な発展への寄与を目指している。学院長の熊平美香氏に、新たな時代のリーダーシップ像や学びの特長などを聞いた。

熊平 美香

熊平 美香

昭和女子大学キャリアカレッジ学院長
昭和女子大学キャリアカレッジ学院長、21世紀学び研究所代表理事として、働き方改革、ダイバーシティの推進、自律型人材・組織開発など幅広い分野で企業変革の推進に取り組む。クマヒラセキュリティ財団 代表理事、Learning for All 理事として、教育格差の是正とチェンジメーカーの育成を手掛ける。文部科学省中央教育審議会委員等も務める。著書『リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術』。など。

――日本の女性活躍について、現状をどうお考えですか。

女性活躍は、進んでいるし、この流れは加速すると考えています。1985年の男女雇用機会均等法以降、女性が結婚、出産を経ても働き続けられる社会を作ろうとして、失敗してきました。それが、2013年に政府が「2020年30%管理職比率」を掲げたあたりを転換期に、女性活躍推進法、働き方改革関連法のような動きへと進んできました。

(※全文:2288文字 画像:あり)

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