女性活躍が必須の時代に 女性起業家やリーダーの育成に貢献

創立から『社会に貢献する女性を育てる』ことを理念としてきた品川女子学院。技術革新により社会や産業構造の劇的な変化が予測される時代に向けて、社会で活躍できるための教育、キャリアの考え方など、理事長の漆紫穂子氏に聞く。

漆紫穂子

漆 紫穂子

品川女子学院理事長
創立1925年の中高一貫校・品川女子学院6代目校長を経て、2018年より現職。早稲田大学院スポーツ科学研究科終了。教育再生実行会議委員(内閣府)。同校は1989年からの学校改革により7年間で入学希望者数が30倍に。「28プロジェクト」を教育の柱に、社会と子どもを繋ぐ学校作りを実践している。

能動的に生きていく女性を育てる

──創立からこれまで、品川女子学院では、どのような学びを実践されてきましたか。

大正14年に創立した時から、ポリシーは一貫しています。家庭と両立して、社会で仕事を持って活躍する女性を育てる。創立当初は、女性に参政権がなかった時代。手に職を持って…

(※全文:4027文字 画像:あり )

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