大学での学びをアウトプット、世の中から「相続で困る人」を無くす
阪神淡路大震災でのボランティア活動と祖母の死が原体験となり、友人の父の死をきっかけに、相続手続支援センターを設立した米田貴虎氏。社会構想大学院大学の実務家教員養成課程で学び、出版や動画コンテンツ等のアウトプット創出につなげ、活躍の場を広げている。
自身の経験を体系化するために
養成課程の受講を決意
米田 貴虎
米田貴虎氏が2001年に設立した相続手続支援センターは現在、全国40ヵ所に拠点が設置され、米田氏は本部機能の統括を担当している。
「人が亡くなるとこんなにも多くの手続きが必要で、こんなにも大変なのかと、世の中には困っている人がたくさんいます。私は相続手続き・遺産整理業務に特化して、5400人以上の依頼者に寄り添い、家族の絆を深めるための相続をサポートしてきました。また、年間平均50回の講演を行っています」
米田氏は2020年4月~8月、社会構想大学院大学の実務家教員養成課程を受講した。同課程は、企業人等が大学教員になるための知識を学ぶ教育プログラムだ。受講した当時は、コロナ禍による最初の緊急事態宣言の時期だった。
「2020年は会社を設立して20年の節目であり、…
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