JAL等を経て大学教員に転身、大学と企業の懸け橋に

日本航空の人材育成担当として、顧客満足度(CS)推進や社内教育に従事してきた上田修三氏は、2020年から京都光華女子大学キャリア形成学部で教鞭を執っている。その前年に修了した社会構想大学院大学の実務家教員養成課程での学びが、現在の活動にとても役立っているという。

航空会社や鉄道会社を経て、
65歳で大学教員に

上田 修三

上田 修三

京都光華女子大学 キャリア形成学科 教授
社会構想大学院大学 実務家教員養成課程修了生
1954年生まれ。同志社大学経済学部を卒業し、1979年日本航空株式会社に入社。2007年に人材会社・株式会社JALビジネス(現:キャプラン株式会社)へ出向した後、2010年日本航空株式会社を退職。2011年から2年間、京阪電気鉄道株式会社(現:京阪ホールディングス株式会社)に勤務。2014年3月から同志社大学でキャリアコンサルタントを務める。2018年以降、大学に兼業登録して講師活動を行い、大阪企業人権協議会サポートセンターや一般財団法人海外産業人材育成協会、公益財団法人京都府国際センターにて講師を務めながら、京都民際日本語学校で日本語教師(非常勤)も務める。2020年4月、京都光華女子大学キャリア形成学部キャリア形成学科教授に就任。

上田修三氏は1979年に日本航空に入社し、人材育成担当としてCS推進などに取り組み、社内教育に従事してきた。2007年からは人材会社のJALビジネス(現・キャプラン)に出向してエリアの責任者を務め、2010年に日本航空を退職した。

「日本航空で人材派遣の責任者を務めていた頃、部下にキャリアコンサルタントの資格を取得するよう説いていました。私自身も2010年の退職が決まった時に、資格取得の準備を始めました」

(※全文:1949文字 画像:あり)

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