研究時間確保のカギを握るURAの質と量の確保

大学ファンドの取組みが進む中で、日本の研究力低下の要因として、長く指摘されてきたのが、研究時間の確保という課題だ。今回は、その解決策として期待されている大学の研究等のマネジメントを担うURA(リサーチ・アドミニストレーター)について検証する。(編集部)

減少傾向が続く研究時間
研究力強化のカギは?

政府が進める大学ファンドは、大学設置者の申請に対し、国際卓越研究大学として認定し、当該大学が作成する国際卓越研究大学研究等体制強化計画に対して、大学ファンドの運用益から、助成を実施する仕組み。11月15日、文部科学省は「国際的に卓越した研究の展開及び経済社会に変化をもたらす研究成果の活用が相当程度見込まれる大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化の推進に関する基本的な方針」が決定したことを公表した。

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