端末・クラウド・研修でGIGAスクールを丸ごと支援[AD]

Google は「Google GIGA School Package」として Chromebook 端末とクラウド型学習プラットフォーム、導入・利活用研修サポートの3つをパートナーと協力して教育現場に提供。GIGA スクール構想が目指す、主体的・対話的で深い学びの実現を支援する。

GIGA スクール構想に対応すべく、全国の小・中学校で端末やネットワークの検討が進んでいる。しかし、いくら ICT 環境を整備しても、それが授業での効果的な活用に繋がるわけではない。そこで、有効な手立てだと考えられるのが、Google が提供する「Google GIGA School Package」だ。

Google では「Google GIGA School Package」の専用ウェブサイト(URL:g.co/edu/giga)を公開し最新情報を発信

Google では「Google GIGA School Package」の専用ウェブサイト(URL:g.co/edu/giga)を公開し最新情報を発信

GIGA スクール構想専用ソリューションである本パッケージは、文部科学省の標準仕様書に対応したパソコン「Chromebook」、クラウド型学習プラットフォーム「G Suite for Education」、運用管理や導入を支援する研修プログラム「Kickstart Program」の3本柱から構成される。

4.5万円以下でも高性能 セキュリティも万全

川上浩二

川上浩二

グーグル合同会社 Chrome パートナー営業統括部 デバイスパートナー営業 部長

なかでも、Chrome OS を搭載する Chromebook は、教育現場での使い勝手の良さから世界中の教育機関で急速に普及している。日本における Chrome OS パートナー営業統括部デバイスパートナー営業 部長を担う川上浩二氏は「世界で4,000万台の Chromebook が教育関係者に利用され(2019年末時点)、米国、ニュージーランド、カナダ、オランダなどの教育先進国をはじめ世界で広く利用されています。日本でも、東京都町田市、神奈川県、埼玉県など全国の学校現場で活用され、自治体での導入が増えています」と話す。

Chromebook には他の OS にはない多くの特徴がある。まず一般的なパソコンと異なり、本体にアプリケーションをインストールせず、インターネット上のアプリケーションを利用する新世代のパソコンとして、高速、シンプル、安全な Chrome OS を搭載しているため、「GIGA スクール構想」で示された4.5万円(端末補助上限金額)以下の価格が実現できるのだ。

「手頃な価格で端末を用意できても、運用コストがかかっては本末転倒です。その点、Chromebook なら従来の端末導入に比べ、3年間の総保有コストを55%削減できたという統計もあります(2019年 IDC ホワイトペーパー調べ)」

また、ブラウザの Google Chrome には、さまざまなセキュリティ機能が標準搭載されている。代表例がサンドボックスというテクノロジーだ。

「Chrome では、タブの1つ1つがサンドボックスとして扱われるため、仮に悪意を持ったページを開いてしまっても、タブを閉じればその他のタブや OS 全体に影響を及ぼしません。Chrome OS はそもそもソフトウェアをインストールしない設計のため、外部からのセキュリティリスクを大幅に低減することが可能です。つまり、Chromebook の端末としては、追加のウイルス対策ソフトは不要なのです」

その上、Chrome OS には自動更新機能があり、Chromebook を常に最新の状態に保つことができる。インターネットに接続するとバックグラウンドで自動更新される。また、Chromebook には Chrome OS が2つ搭載されており、OS 更新中でも、もう一つの OS が稼働しているため校務や授業を妨げることはない。

さらに注目すべきは、Chrome OS の管理性の高さだ。パッケージにデバイスライセンスとして含まれる「Chrome Education Upgrade」は、1つの端末から同じドメインのすべての Chromebook を一括で設定・管理が可能。24時間年中無休でサポートが受けられることも加筆しておきたい。

ツールキットで働き方改革と、主体的・対話的な学びを実現

2つ目の柱は、教育機関に無償で提供され、全世界で1億2000万人の利用者を有する「G Suite for Education」だ。

ワープロや表計算、プレゼンテーションなどのツールを使い、リアルタイムで共同作業をしたり、ドキュメントにコメントを残してやりとりするなど、主体的・対話的で深い学びを実現する各種機能を備える。データは容量無制限のクラウドストレージ「Googleドライブ」に保管され、いつでもどの端末からでもログインするだけでアクセス可能だ。

なかでも、授業支援ツール「Google Classroom」は、コロナ禍により世界中で遠隔授業が実施されたことで、3月末時点の利用者が1億人に急増した。日本でも、特にこの数ヶ月で多くの学校現場で利用されるようになっている。「Google Classroom」では、これまで紙ベースで行われてきた課題作成から出題・回収・採点・フィードバック・成績管理という一連の流れを、オンライン上でシンプルに管理できる。

「Google Classroom」は、遠隔授業を支えるビデオ会議サービス「Google Meet」と合せて利用される場合が多い。「Google Meet」は最大100名の同時接続が可能だが、「通信経路はすべて暗号化され、予定ごとに解読困難な ID を発行、外部からの参加者がいる場合は管理する先生の承認が必要であったり、不正入室はほぼ不可能です」と川上氏はセキュリティの高さを強調する。

そして3つ目の柱は、プロによる導入前後のサポート「Kickstart Program」だ。1人1台端末として Chromebook を調達する都道府県および市区町村での研修を無償提供する。具体的には、教育委員会の運用管理のセットアップ支援から、生徒の主体的・対話的で深い学びを実現するための活用方法、教員の業務負担を軽減するためのスキルアップまでを、リクエストに応じて複数回実施する。

最後に、川上氏は「我々は教育と学びの変革のために、そのツールとなるテクノロジーを世界で提供してきました。テクノロジーは目的ではなく、よりよい学びのための手段であり、教育の改善のための力強い助けとなるはずです」と締め括った。

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