使いやすさと教育効果を追求した、ソニーの4K大型提示装置[AD]

ソニーの4K大型提示装置は、液晶モニター法人向け「ブラビア」(以下、法人向けブラビア)ならではの高画質や視認性の良さで高い教育効果を実現し、教師の使いやすさを考えた機能にも対応。タッチパネルを付けて電子黒板に、Web 会議システムが入った PC を接続することで遠隔授業にも対応する。

教育現場の課題を徹底調査し、学校向け大型提示装置を開発

光成和真

光成和真

ソニーマーケティング ビジネスソリューション本部
プロフェッショナル営業部 統括課長

「GIGAスクール構想」を実現するツールとして、電子黒板や大型ディスプレイなど大型提示装置の需要が高まっている。文部科学省が2017年12月に発表した「教育の ICT化に向けた環境整備5か年計画」の中で、目標水準の一つに大型提示装置の100%整備を掲げていることに加え、2009年のスクール・ニューディールで導入された装置の買い替え時期が重なるためだ。

ソニーでは2018年から法人向け「ブラビア」を活用した大型提示装置を提案してきたが、これを本格化させるにあたり、この1年間で全国約110ヶ所の教育委員会を訪問し、現場のニーズや課題のヒアリングを続けてきた。

ソニーマーケティングの光成和真氏は「予算などがハードルとなり、特に地方で大型提示装置が有効活用しきれていない小学校が数多くありました。ヒアリングから大型提示装置に求められるのは、パソコン操作が苦手な教師が使いこなせること、またパソコンの接続や操作により生徒への注意喚起がおろそかにならないこと、そして生徒が授業に集中できることだと分かりました。GIGAスクール構想の目指す『多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された学びや創造性を育む学び』を実現するためにも、ソニーの4K大型提示装置が、教育現場の課題解決にどう役に立てるかと考えました」と話す。

価格を抑えながらも、高画質と使いやすさを実現

全国の教育委員会と連携し、ソニーの4K大型提示装置を機材として小・中学校で実地検証を行ったところ、現場からは次のような特徴が評価された。

「一番驚きの声が上がったのは視認性の良さです。4K解像度のブラビアなら、細かい文字や画像がつぶれることなく、本物の色や形に近く再現します。例えば倉敷市万寿東小学校の理科の授業では、植物を書画カメラで4K大型提示装置に拡大提示したところ、肉眼では確認できない葉の裏に付いた小さな虫も顕微鏡のように観察できるため、生徒たちの『もっといろいろな物が見たい』という知的好奇心が大いに刺激されたそうです」。

ハイビジョン画質の動画を、4K画質へアップコンバートする機能も搭載されていることも特筆すべきメリットだ。

また、一般的な大型提示装置は輝度が350-400 cd/m2だが、学校に提案する BZ35F/BZ シリーズの55型以上は620 cd/m2と高いため、「明るい教室でも輝度が高く、鮮明な表現が可能となり、映り込みが少なくカーテンを閉める必要がなくなった、との評価もいただきました。

また、IPS 液晶の採用で視野角が178°と広いので、教室のどこに座っても『見えない』と言われなくなった、との報告も受けています」。テレビとして開発してきた経緯から音にも臨場感があり、英語のリスニングや音楽の授業にもその性能が活かされている。

ソニーの4K大型提示装置は、高画質や視認性の良さで高い教育効果を実現

ソニーの4K大型提示装置は、高画質や視認性の良さで高い教育効果を実現

ICT教育を進める上で、光成氏が目指しているのは「デジタル教科書・教材の活用を手軽にすること」だという。そのため、指導用パソコンとブラビアを接続しなくてもデジタル教科書を使える仕組みを検討している(別途教科書・教材の入っている別のパソコンや記録メディアなどとの接続は必要)。

「パソコンを使ってデジタル教科書を閲覧すると、教師は操作に気を取られ、子どもたちへの注意が怠りやすくなります。そのため、教師の手元のパソコンを使わなくても大型提示装置でスムーズに授業ができるような仕組みを検討しています」

その他、3年間の無償保証(有償で5年延長保証も対応)、故障の際に全国のサポートスタッフが学校に出向いて修理対応するといった点も好感触が得られた。これだけの機能を搭載しながら学校予算に対応できるのは、一般向けテレビをベースに開発し、量産による価格メリットを実現できるからだという。

タッチパネル装着で電子黒板に 遠隔授業でも表情まで分かる

電子黒板や遠隔授業などに後から対応できることも法人向けブラビアの大きな特徴だ。別売りのタッチパネルを装着すれば、電子黒板としても活用できる。4K高画質の視認性の良さに加え、強化ガラスの採用により板書と変わらない書き心地と評価されている。また、デジタル教科書への書き込みを可能にした。

「強調したいところにラインを引いたり、書画カメラで投影した画像への書き込みもタッチで瞬時にできます」。予算や置き場所に合わせ、ディスプレイは4つのサイズを揃えている。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために学校の休校措置が続く中、遠隔授業への対応という点でもソニーの4K大型提示装置は高い優位性を持つ。「ブラビアの高精細4Kパネルならば、40人ほどのクラスでも画面の向こうにいる一人ひとりの顔がしっかり見えます」。

子どもたちの表情や様子から心身の健康状態の変化に気が付くことができる。言葉だけではわからない変化も、教室にいるときと同じように見過ごさずに済むのは教師にとって嬉しい点だ。

光成氏は「アフターコロナを見据え、今後は朝礼での校長メッセージや運動会などのライブ配信など、さまざまな活用方法を提案していきます。」と展望を語る。4K大型提示装置の活用については、次号で詳しく紹介する。

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