本多電子 超音波技術の可能性を広げ、新市場の開拓を支える人づくり
本多電子は超音波技術を核とした研究開発型企業として、魚群探知機から産業・医療分野まで独自の市場を切り拓いてきた。魚群探知機で国内トップシェアを獲得した同社の強みは、技術の追求と人材育成にある。企業変革と組織づくりの方向性について、本多洋介社長に話を聞いた。
オリジナリティを追求し、
後発ながら国内トップシェアへ
本多 洋介
本多電子株式会社 代表取締役社長
1956年愛知県豊橋市生まれ。京都産業大学理学部卒業後、1980年に本多電子入社。米国留学ののち取締役を経て、1987年に代表取締役社長に就任。超音波技術を核に産業機器などの新分野開拓に力を注いでいる。
── 創業の経緯と、貴社の発展を支えてきた技術開発についてお聞かせください。
本多電子は1956年、魚群探知機の専業メーカーとして創業しました。当時は高度経済成長が始まった頃で、漁業が活発化していた時代です。ただし、当社は業界の最後発でした。競合には、大手の関連会社や、世界初の魚群探知機を開発した電子機器メーカーなど、そうそうたる企業が存在していました。
後発である以上、他社と同じでは勝てません。創業当初から独自性を強く意識していました。創業者である父・本多敬介は創造性あふれるエンジニアで、当時主流だった真空管ではなく、まだ一般的ではなかったトランジスタを使い、小型で高性能な魚群探知機の開発に挑戦しました。
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