社会構想大 現役院生が語る 社会を変える構想力の学びと、実務への還元

社会構想大学院 現役院生の声

学校法人 先端教育機構 2号館セミナールーム

社会を変える構想力を学ぶ
——実務から大学院へ、私の挑戦と展望

東 誠

東 誠(あずま まこと)

株式会社SBWorks
取締役
社会構想大学院大学
社会構想研究科
2024年入学

2024年度に新設された社会構想研究科に第1期生として入学し、現在は2年次として、来春の構想研究修了を目指して研究を進めております。

私のキャリアは、新卒で当時大手であった情報誌・インターネット企業に入社したことから始まりました。IT系の間接部門から事業部門まで幅広く経験した後、現在はIT関連の受託開発を手がける企業にて経営に携わっております。

中小企業と多く接点を持つ中で、DXの浸透の遅れによる労働生産性の低さや、縦割り組織による現場の柔軟性の欠如といった課題を実感してきました。そうした状況の背景にある日本社会の構造や、それをどうすれば変革できるのかと考えていた折、社会構想研究科第1期生の募集を知り、大きな刺激を受けたことが入学のきっかけです。

平日夜間や土曜を中心にオンラインで講義を受講できる点、また、私にとって未知の分野であった公共哲学、政策立案、フィールドワークなど、構想立案に必要な領域を体系的に学べる点にも強く惹かれました。

実際に入学してみると、こうした学びは想像以上に充実しており、さらに、同年代の多様なキャリア背景を持つ同期の院生たちと、高い専門性と社会課題への強い問題意識を共有しながら、互いに刺激を与え合える環境に身を置けたことも非常に大きな財産です。また、2年次の演習(ゼミ)では、教授も含めた厳しくも熱意あふれる議論を通じて、深い学びとともに有意義な時間を過ごしております。

現在は、これまでの実務経験と大学院での学びを融合させ、AIの活用を通じた日本社会全体の付加価値生産性の向上、さらには少子高齢化を背景とする非連続的な労働力移動といった社会構造の変革について、修士論文として提言する構想を練っているところです。

残された大学院生活を最後まで存分に楽しみ、これからの人生を後悔なく豊かに過ごすため、自身の選択肢をさらに広げていきたいと考えております。

 

社会構想NEWS&TOPICS

社会構想研究科の教員と院生の皆さん(一部)

研究論文完成に向けた重要な節目
―2年次中間報告会を実施―

自身の演習担当以外の教員からもアドバイスを受ける貴重な機会

2年間の研究集大成として修士論文に相当する学位論文(報告書)を各院生は執筆します。その過程において実施される「2年次中間報告会」では、院生が自身の研究構想の概要を発表し、教員や他の院生から多角的な意見やフィードバックを受けます。これにより、自身の研究を発展・深化させるための重要なチェックポイントとして活用されています。

 

●社会構想研究科
政策を社会・地域に活かす。

●コミュニケーションデザイン研究科
理念に基づく経営・広報戦略。

●実務教育研究科
実務家教員を目指す。

 

[修士課程]説明会開催
国の助成金授業料 最大9割補助
条件があります。詳細はお問合せください。

今月のセミナー・イベント
https://www.socialdesign.ac.jp/events