社会構想大 広報から組織を変える 実務と理論を往還する現役院生の挑戦
社会構想大学院 現役院生の声

学校法人 先端教育機構 2号館セミナールーム
広報から組織を変える
——実務と理論を往還する私の挑戦

西尾 大樹(にしお たいき)
TOPPANホールディングス株式会社
広報本部 広報部 チームリーダー
社会構想大学院大学
コミュニケーションデザイン研究科
2024年入学
現在、TOPPANホールディングスの広報部門にて、プレスリリースやメディアリレーションなど対外広報を担い、グループ全体の情報発信に取り組んでいます。多様な事業を展開するグループ内で、情報のハブとして機能するべく、各部門との連携を図りながら活動しています。
社会構想大学院大学との出会いは「広報会議」を通じてであり、広報の理論と実務をつなぐ学びの場として、以前から関心を抱いていました。そんな中、上司のご縁で入学を勧められたことがきっかけとなり、「現場経験を理論的に整理したい」という想いが強まっていたタイミングとも重なり、進学を決意しました。
研究テーマは「多角化企業におけるインターナル・コミュニケーションのあり方」です。異なる事業領域同士が、相互に技術や知見を結合し、新たな価値を生み出すには、部門横断のコミュニケーションが欠かせません。その起点となる広報の役割を、理論的に探究しています。
大学院での学びは、直感や経験に頼りがちだった判断に、理論的裏付けを与えてくれました。「なんとなく」行っていた施策を言語化・構造化し、他者にも伝えられるようになったことで、後輩指導や組織内の調整にも説得力をもって臨めるようになったと実感しています。
さらに、多様な業界・世代の院生との対話から、自分の業務を相対的に見つめ直す力も養われました。社内だけでは得られない視座に触れることで、広報という職域の社会的意義を再認識しています。
今後は広報の枠にとどまらず、「コミュニケーション」の専門性を活かして、組織全体の変革に関与することが目標です。広報は企業の“外の目”を内に届ける窓口として、社会との接点を築く重要な役割を担っています。そのプロフェッショナルとしての誇りを胸に、実務と理論の往還を通じて、より良い社会の構想に貢献していきたいと考えています。
社会構想NEWS&TOPICS

2025年度オープンキャンパスを開催
―社会人大学院の学びを体験できる一日―

2024年実務教育研究科座談会、在学生からリアルな学び研究を発信。
社会構想大学院大学では、2025年度のオープンキャンパスを10月4日(土)・5日(日)に青山キャンパスおよびオンラインで開催します。短期プログラム(教育CIO・地域プロジェクトマネージャー等)や3つの研究科(社会構想・コミュニケーションデザイン・実務教育)の体験授業・座談会・個別相談を通じ、教育内容・研究環境・キャリア支援をご紹介。社会人・教育関係者・企業・自治体の方々のご参加をお待ちしています。
●社会構想研究科
政策を社会・地域に活かす。
●コミュニケーションデザイン研究科
理念に基づく経営・広報戦略。
●実務教育研究科
実務家教員を目指す。
[修士課程]説明会開催
国の助成金授業料 最大9割補助
条件があります。詳細はお問合せください。
オープンキャンパス
お申し込みはこちら
https://www.socialdesign.ac.jp/events/202510