部署横断で学生との関係性をマネジメントするEM
少子化により急速に18歳人口が減少するなか、大学にとってエンロール・マネジメント(EM:Enrollment Management)の重要性が増してきている。大正大学エンロールメント・マネジメント研究所所長を務める福島真司氏に、EMの概念や実践上のポイント等の話を伺った。
米国で最初に提唱された
エンロールメント・マネジメント(EM)とは?
福島 真司
── EMとは、どの様な概念なのでしょうか。
福島 EMは「大学調査などによって支えられ、戦略的なプランニングによって組織され、学生の大学選択、大学入学、在学中の教育サービス、休学・退学の阻止、(卒業後も含めた)学生の将来などに関わる支援諸活動を総合的にマネジメントすること」と定義されます。
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