3つの「多様性」から考えるURAの課題と可能性とは?
国際卓越研究大学や地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージなどの政策が進展する中で、研究者をサポートし、産学連携や広報、知財など多様な業務を担うURAの人材不足が指摘されている。現状を取り巻く課題など、金沢工業大学大学院の高橋真木子教授に話を聞いた。
多様性を巡る3つの課題
高橋 真木子
URA(University Research Administrator)とは、「大学などの研究組織において研究者および事務職員とともに、研究資源の導入促進、研究活動の企画・マネジメント、研究成果の活用促進を行って、研究者の研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化を支える業務に従事する人材」※1をいう。URAは研究環境を整備し研究力強化に不可欠な人材であり、日本のURAは年々増加、直近の調査は1600人を超えているが※2、それでも足りないのが現状だ。
(※全文:2167文字 画像:あり)
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