最適なVCから最高の調達を 東大IPCの起業支援プログラム

国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」。運営するのは、東大100%子会社のVC「東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)」。大学の垣根を越えたスタートアップの創出と育成を目指す同プログラムの概要や特徴を、東大IPC・長坂英樹氏に聞く。

世界に伍する研究や技術に
事業価値をつける仕組みを

長坂 英樹

長坂 英樹

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社「1stRound」ディレクター
カリフォルニア大学バークレー校政治経済学部卒業。コンサルティング会社にてAI/IoT案件を中心に大手企業の事業戦略検討やスタートアップとの協業・提携プロジェクトに従事、その後IoT系スタートアップを共同起業し、販路拡大、特許取得や海外人材採用等を行い、資金調達までを経験。2020年より東大IPCに参画、現在まで1stRoundを管掌。

東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社として2016年1月に設立された東大IPC。大学発ベンチャー企業への投資だけでなく、大学に関連する優れた技術や着想の事業化、社会実装を支援する起業支援プログラム「1stRound」を運営する。近年、大学や研究機関、企業等で研究開発された技術を基に、世の中の生活スタイルを変えたり、社会課題を解決するソリューションを生み出す「DeepTech」に注目が集まっている。

(※全文:3285文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。