起業家に求められる「創造的な問い」を立てる力

松本 勝
VISITS Technologies 株式会社 代表取締役社長
日本経済団体連合会 スタートアップ政策タスクフォース座長代理
文部科学省 アントレプレナーシップ推進大使
日本におけるスタートアップ創出の課題の一つは、投資家側の人材の層が薄いことです。スタートアップに投資する大企業のCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)も増えていますが、担当者の中には起業や経営の実務経験がない方もいらっしゃいます。そのため、新たな事業の見極めにおいて十分な経験が活かされないことがあり、他のVCが投資したスタートアップに後追いで投資したり、起業家への支援に際しても、教科書的な一般論に基づくアドバイスにとどまることがあります。今後、投資家を含めて、より多くの優秀な人材がスタートアップのエコシステムに流入し、起業や新規事業を創出する力を磨いていく必要があります。
(※全文:790文字 画像:あり)
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