地域ぐるみで進めるアントレプレナーシップ教育を

江頭 敏明

江頭 敏明

東京商工会議所 教育・人材育成委員長
三井住友海上火災保険株式会社 特別顧問

アントレプレナーシップ教育は起業家教育と訳されることが多く、起業家を生み出すための教育と捉えられがちですが、「創造性」「課題発見力」といった基礎的資質・能力や、「コミュニケーション力」「あきらめない力」などの心のありようを育てるものであると考えています。それらは起業家だけに必要とされるものではなく、職業を問わず普遍的に求められる力です。家庭の理解を得ながら、小・中学校から発達段階に合わせたアントレプレナーシップ教育を推進することは、社会環境の変化を受容し、新たな価値を生み出していく精神を備えたイノベーション人材の育成につながる重要な一歩となるでしょう。

(※全文:782文字 画像:あり)

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