SkillとAttitude ~変革期に求められる能力のあり方~

進藤 孝生

進藤 孝生

日本製鉄株式会社 代表取締役会長

長い企業生活の中で少なからず人材育成の経験をさせて貰ったが、人の能力にはどうも2種類の要素があるような気がする。私はそれをskillとattitudeと呼んできた。skillとは職務遂行に必要な技能・知識・理論であり、語学力なども含まれる。attitudeとは色々な問題に向き合う際の基本的な態度・価値観であり、問題解決のための使命感や仲間を糾合する力に繋がるものである。そして、自分の経験からすると、人の能力はskill×attitudeの積であり、どちらかがゼロだと能力はゼロである。

(※全文:744文字 画像:あり)

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