コーポレート部門から進める 日本企業のリスキリング戦略

日本政府がリスキリングに関する施策を推進する一方で、実施を試みても、実効性を伴う成果が得られないという現場の声が数多く聞かれる。今年7月に『人的資本を高める日本企業のリスキリング戦略』を上梓した二人の著者にリスキリングの効果的な推進策について話を聞いた。

リスキリングは組織的な教育
日本企業の生き残りの手段

油布 顕史

油布 顕史

KPMGコンサルティング株式会社
People&Change所属 プリンシパル
事業会社、外資系コンサルティング会社を経て現職。組織・人材マネジメント領域で25年以上の変革の支援経験を有する。人材開発、組織開発、人事戦略、人事制度の設計・導入・定着支援、働き方改革、シニア人材活性化、組織風土改革、人的資本経営、役員報酬等のテーマで数多くのプロジェクトを推進、クライアントの課題に向き合い、伴走しながら問題を解決する。

KPMGコンサルティングは、ビジネストランスフォーメーション、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームだ。今年7月、同社は『人的資本を高める日本企業のリスキリング戦略』を上梓した。人事領域に詳しい油布顕史氏はこう話す。

(※全文:1956文字 画像:あり)

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