リスキリングを単なる流行語で終わらせず社会に定着させるために

リスキリングという語は近年急速に有名になったが、その代償として誤解も蔓延している。本来のリスキリングとは、デジタルなど社会から求められている分野や、自社の事業成長に直結する分野に関連する学び直しのこと。株式会社O: (オー)代表取締役CEOの谷本潤哉氏は、パフォーマンス・マネジメント支援ツール「Co:TEAM」を通じて、この厳密な意味でのリスキリングの普及を間接的に後押ししている。

谷本 潤哉

谷本 潤哉

株式会社O: (オー) 代表取締役CEO
1985年、京都府生まれ。大学卒業後、大手広告代理店に就職。大企業からスタートアップまで、100社以上の「第二創業」や新規事業立ち上げなど企業活動活性化に従事。2016 年に株式会社O:(オー)を起業。「1on1支援」「目標管理(MBO/OKR)」「人事評価支援」を一体的に行い、エンゲージメントを高めるパフォーマンス・マネジメントサービス「Co:TEAM」(コチーム)を展開。「Make Your Best」をミッションに、「チームの持続的な目標達成」と「高いモチベーションや健康の維持」を両立した「これからの働き方」の実現を目指している。O:は経済産業省J-startupにも採択されている。

リスキリングという語は、2022年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、この数年で急速に人口に膾炙してきている。これは喜ぶべきことだが、一方で困ったことも生じている。

(※全文:2367文字 画像:あり)

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