NTTデータの人事施策に学ぶ、次世代のデジタル事業を担う人財育成
NTTグループで情報技術を通じて多様な業種にソリューションを提供するNTTデータ。業務時間内での学びや、他部署への「留職」を通じてデジタル人財の育成を図る。目まぐるしく発展するデジタル領域のプロフェッショナルをいかに育てているかを聞いた。
総合能力と専門能力を併せ持つ
デジタル人財の育成を目指す
下川 桂
俣木 淳哉
デジタル技術を活用して社会課題の解決やビジネスモデル変革に邁進するNTTデータ。同社では、社員の成長が会社の成長に直結するという考えのもと、マネジメントスキルやコミュニケーション能力などの『ジェネラリティ(総合能力)』と、技術サービス提供者としての『スペシャリティ(専門能力)』を兼ね備えた人物をあるべき人財像と位置づけ、ジェネラリティ向上とスペシャリティ向上の2つの視点から育成に取り組んでいる(図)。
特にスペシャリティ向上は、2003年から始まった社内認定制度『プロフェッショナル CDP(Care er Development Program)』を主軸に展開。同制度は、配置部署でのOJTと集合・オンライン研修などのOFF-JTに認定制度を加えることで、現在の到達レベルや能力開発の方法をわかりやすく社員に提示し、自律的な成長を支援することを目的に、…
(※全文:1965文字 画像:あり)
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