世界標準のカリキュラムとPBLでXR分野を担う専門家を育成

XRはエンタメ分野の技術だと思われがちだが、金融、製造、卸・小売、建築など世界では多岐にわたり活用されている。国内もXRエキスパートのニーズが増す中、「AR/VR専門家育成プログラム」を提供するクロスリアリティのディレクター田中裕実子氏に学びやXRの可能性を聞いた。

京都府のバックアップを受け
XR人材育成のアカデミーを設立

田中 裕実子

田中 裕実子

株式会社クロスリアリティ ディレクター
大学卒業後、レコード会社で宣伝、営業を経験後、英国留学し、ITWeb関連、国際ビジネス、著作権を学ぶ。帰国後はITベンチャー企業や外資系レコード会社の新規事業開発マネージャーとして音楽サービスやアプリ、コンテンツの企画開発や国内外契約交渉を統括し、業界全体のDX戦略に尽力。2018年11月より現職

クロスメディアと異業種のオープンイノベーションによる新産業創出を目指すべく、京都府は「太秦メディアパーク構想」を進めている。その一環として、京都を拠点にIT受託開発や開発エンジニアの派遣を主事業とするエスユーエスが京都府のバックアップのもと、XR人材育成のためのアカデミーの運営を担う子会社として2019年にクロスリアリティを設立、「VRイノベーションアカデミー京都」を東映京都撮影所内に立ち上げた。

(※全文:2152文字 画像:あり)

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